黄金にヒマワリ映えて 今治で4万本満開 8月末に種まき、10月下旬に開花
澄み渡った空に映える黄金の花―。愛媛県今治市朝倉地域の市道沿いなどの休耕田で季節遅れのヒマワリ約4万本が満開。周辺のコスモス約2万本とともに通行人を楽しませている。
いずれも地域美化などに取り組む今治南甲・北保全会(河上勉会長)が約8年前から栽培。年々規模を拡大し、今年は4カ所計約54アールにヒマワリ、別の4カ所計約27アールにコスモスが咲き誇っている。
ヒマワリは「ハイブリッドサンフラワー」と呼ばれる品種で暖地では8月中旬まで種まき可能とされるが、今年は8月末にまいて10月下旬に開花した。
爽やかな晴天の7日は人々が写真を撮りながら散策。河上会長は「天候もよくきれいに咲いた。秋に咲くよう時季をずらして植えており、喜んでもらえたらうれしい」と話していた。
12日午前9時~午後3時に市道沿いを中心に「ひまわりまつり」を開催。花をプレゼントするほか、ぼた餅、野菜などを即売する。